Home » ペンギン図鑑 » ペンギンの種類 » イワトビペンギン:Rockhopper Penguin
- 学名
- Eudyptes chrysocome
- 英名
- Rockhopper Penguin
- 別和名
- ロックホッパーペンギン、有冠企鵝
- 属名
- マカロニペンギン属(ユーディプテス属 - Eudyptes -)
- 体長・体重
- 57〜65cm/3.5〜4kg
- 亜種
- キタイワトビペンギン
ヒガシイワトビペンギン
ミナミイワトビペンギン
- 学名の由来
- 「chrysocome」は、「金色の毛を持つ」という意味(1781年、J.R.フォルスターにより記載)。
- 野生のイワトビペンギンの分布
- イワトビペンギンは、南緯37〜53度の島々で繁殖します。南極を囲むように分布し、マカロニペンギン属の中でもっとも広く分布する種です。
- 外見
移動時は歩くこともありますが、両足をそろえて前方に跳びます。この習性から「イワトビペンギン」と名づけられました。
また、繁殖地により外見にも違いが見られ、「キタイワトビペンギン」「ミナミイワトビペンギン」「ヒガシイワトビペンギン」の3つの亜種に分類されます。
旭山動物園はミナミイワトビペンギン(写真上)、油壺マリンパークはキタイワトビペンギン(写真下)というように、日本国内で飼育されているイワトビペンギンは、「キタ」「ミナミ」いずれかで、「ヒガシ」は飼育されていません。
「ミナミ」は、くちばしの付け根にピンク色の皮膚が裸出し、冠羽はやや小ぶり、「キタ」は、冠羽が長く、派手な容貌と覚えておけば見分けもカンタン!
ちなみに、3亜種はそれぞれコミュニケーションできないと言われており、種の分化が進んでいるようです。- 巣作り
野生では、岩だらけの斜面に、小石や草、土くれなどを集めて巣を作ります。
オスが巣材を集め、巣に運びます。巣材を受け取ったメスは、くちばしで巣に配置していきます。つがいの絆が強いイワトビペンギンの夫婦愛を感じさせるような一幕。各地の動物園・水族館でも見ることができます!
(写真:巣をかまえたイワトビペンギンのペア。油壺マリンパークにて撮影)- 産卵
イワトビペンギンは2つの卵を産みますが、同時ではなく、第1卵から4日おいて第2卵を産みます。
第1卵はしばしば放棄されます。放棄されなかったとしても、野生では特に、2卵とも孵るとは限りません。
抱卵は、オスとメスが交代で行い、約5週間でヒナが孵化します。
(写真:抱卵中のイワトビペンギン。油壺マリンパークにて撮影)- 子育てから巣立ちまで
通常、第2卵が先に孵化します。ヒナは、濃い茶色の羽毛におおわれ、腹面のみ白色。マカロニペンギン属のヒナは、よく似た色彩をしているので、ヒナだけでは見分けが困難です。
ヒナは10週令あたりまで、毎日親から給餌してもらいます。その後半、3〜4週令からはクレイシを形成します。
(写真:テレビ番組で一躍有名になった、油壺マリンパークの「ペンペン」。1歳を迎える直前の様子。巣立ち後は成鳥と同じく泳ぐことができますが、冠羽など、外見にはまだ違いが見られます)- 天敵
- オオトウゾクカモメ、オオフルマカモメ、ニュージーランドアシカなど
- 【コラム】日本のイワトビペンギンたち
- イワトビペンギンが日本にやってきたのは1956年の東山動物園が初。キングペンギンとともに来園しました。
本来あまり暑さに強くない種であることから、夏季は冷房室内での公開とする園館がほとんどです。
(写真:カメラをのぞき込むイワトビペンギン。油壺マリンパークにて撮影)











