Home » ペンギン図鑑 » ペンギンの種類 » マカロニペンギン:Macaroni Penguin
- 学名
- Eudyptes chrysolophus
- 英名
- Macaroni Penguin
- 別和名
- 有冠企鵝
- 属名
- マカロニペンギン属(ユーディプテス属 - Eudyptes -)
- 体長・体重
- 66〜76cm/4〜6kg
- 亜種
- なし
- 学名の由来
- 「chrysolophus」は、「金色の冠羽」の意味(1837年、ブラントにより、フォークランド諸島で発見された個体をもとに記載)。
- 野生のマカロニペンギンの分布
- マカロニペンギンは、南緯46〜65度の大西洋側やインド洋側の島々に分布します。繁殖地は南極半島にまで達し、同じマカロニペンギン属6種の中でもっとも南で繁殖する種といえます。
- 野生の生息状況

野生での生息数は、ペンギン18種の中でもっとも多く、約1,100万ペアですが、減少傾向にあり、危急種に分類されています。- 外見
学名の「クリソロファス(=金色の冠羽)」は、その外見に由来。
額の中央から生えたオレンジと黒の飾り羽は長く垂れ下がっています。この特徴がオシャレな印象を与え、18世紀のイギリスでイタリアの最先端の流行を取り入れた「伊達男」の意味を持つ「マカロニ」と名づけられました。
(写真:上野動物園のマカロニペンギンの「マー」(メス)。暑い夏の間は冷房室で快適に過ごしています)- 巣作り
マカロニペンギン属の6種のうち、フィヨルドランドペンギンを除く5種は春に繁殖します。マカロニペンギンは、南半球の春にあたる10月頃、コロニーに戻り、海岸近くの斜面や岩場に、小石や岩のかけらを使って巣をかまえます。
(写真:巣をかまえたマカロニペンギンのペア。マリンピア松島水族館にて撮影)- 産卵
- マカロニペンギンの産卵は、高い同調性があり、コロニー内でほとんど一斉に行われます。
他のほとんどのペンギンと同じく2つの卵を産みますが、第1卵はほとんどの場合、第2卵の産卵までに放棄されてしまいます。
第2卵が生まれると、親鳥は数日交代で抱卵します。卵を奪おうとするオオトウゾクカモメやサヤハシチドリの脅威にさらされながら、約5週間後に孵化します。 - 子育てから巣立ちまで
- 野生地でのヒナの天敵は、オオフルマカモメ。親鳥は常に天敵から卵やヒナを守っています。
動物園や水族館では、マカロニとイワトビが一緒に飼育されていることがありますが、ヒナを見ただけでは識別は困難。親鳥は常にヒナを気づかい、下を向いていることが多いので、親鳥の冠羽で見分けるのがポイント。 - 天敵
- オオトウゾクカモメ、ミナミオオセグロカモメ、オオフルマカモメ、サヤハシチドリ
- 【コラム】日本のマカロニペンギンたち
- マカロニペンギンが初めて日本にやってきたのは1951年。天王寺動物園に来園しました。その後、繁殖成功までには40年以上の月日を要しています。
(写真:騒々しいマカロニペンギンのペアが、飼育員さんから厳重注意を受けています!? マリンピア松島水族館にて撮影)











