Home » ペンギン図鑑 » ペンギンの種類 » コガタペンギン:Little Penguin
- 学名
- Eudyptula minor
- 英名
- Little Penguin、Fairy Penguin、Blue Penguin
- 別和名
- ブルーペンギン
フェアリーペンギン - 属名
- コガタペンギン属(ユーディプテューラ属 - Eudyptula -)
- 体長・体重
- 40cm/1.0kg
- 亜種
- フェアリーペンギン
キタコガタペンギン
ミナミコガタペンギン
クックストレイトコガタペンギン
チャタムアイランドコガタペンギン
- 学名の由来
- 「minor」は、「小型」という意味(1781年、ニュージーランド南島の個体をもとに、J.R.フォルスターにより記載)。
- 野生のコガタペンギンの分布
- コガタペンギンは、オーストラリア南部とニュージーランドの本島および周辺の島々で繁殖します。
- 野生の生息状況

ニュージーランド本島では、交通事故、人間が連れてきた動物による被害が深刻。- 外見
世界で1番小さいペンギンで、その体長は、最大種のエンペラーの3分の1程度。5亜種がいますが、それぞれ繁殖地が異なっています。ハネジロペンギンをコガタの亜種とする説もありますが、ハネジロペンギンのみ際立った特徴があるため、「ペンギン・スタイル」では別種として扱っています。
別名「ブルーペンギン」とも呼ばれるコガタペンギンは、その名のとおり青みがかった羽毛を持ちます。- 巣作り
- コガタペンギンは定住性が強く、年間を通して生息地周辺にいます。巣穴も決まったものを使い、引っ越しはあまり行いません。
海岸近くの土壌に、くちばしや足を使って穴を掘り、巣穴には草や海藻を敷き詰めます。穴を掘らずに、洞窟や岩穴を利用することもあり、時に、民家の軒下や庭に営巣することも。 - 産卵
産卵はおもに10月頃。卵を2つ産みます。
コガタペンギンは夜行性。親鳥たちは、早朝暗いうちに海へ出てエサを捕り、日没後に陸に戻ります。エサは、水深20〜30m付近の入り江などにいる小魚やイカ類、オキアミなど。
(写真:コガタペンギンが泳ぐ様子。長崎ペンギン水族館にて撮影)- 子育てから巣立ちまで
- 抱卵期間は約35日間で、親鳥が交代で担当します。孵化後のヒナは、約10日間は親鳥に抱かれながら守られます。クレイシはほとんど形成されず、孵化後、8週間ほどで巣立ちます。
- 天敵
- キツネ、イタチ、イヌ、ネコのほか、交通事故も深刻な問題。
- 【コラム】日本のコガタペンギンたち
- コガタペンギンの初来日は、1961年。上野動物園と東山動植物園にやってきました。
現在は、東京都葛西臨海水族園と長崎ペンギン水族館で飼育されています。
葛西臨海水族園では、「フェアリーペンギン」の呼び名が使われています。「フェアリー(妖精)」の名は、小さくかわいらしい印象を与えますが、実際にはとても攻撃的な性格で、巣に近づくものを威嚇したり攻撃したりします。
ちなみに、海外では、フィリップ島自然公園の「ペンギン・パレード」が有名。日没後に海から上がってくるコガタペンギンの愛らしい姿を見ることができ、多くの観光客でにぎわっています。
(写真:コガタペンギンの食事風景。長崎ペンギン水族館にて撮影)











