Home » ペンギン図鑑 » ペンギンの種類 » ケープペンギン:Cape Penguin
- 学名
- Spheniscus demersus
- 英名
- Cape Penguin
- 別和名
- アフリカンペンギン
ジャッカスペンギン
黒足ペングイン - 属名
- フンボルトペンギン属(スフェニスカス属 - Spheniscus -)
- 体長・体重
- 63cm/3.4kg
- 亜種
- なし
- 学名の由来
- 「demersus」は、「飛び込み、沈没」という意味(1758年、リンネにより記載)。
- 野生のケープペンギンの分布
- ケープペンギンは、ナミビア南部から南アフリカ沿岸部で繁殖。
アフリカ大陸に生息する唯一のペンギンです! - 野生の生息状況

巣作りの場となるグアノの採掘による生息地減少、船舶事故による油汚染、餌となる魚の乱獲などにより個体数が激減しています。
特に、油汚染は、2000年6月に起きた鉱石運搬船「トレジャー号」の沈没事故は、世界的ニュースとなりました。『ペンギン救出大作戦』(IFAW 編、上田一生 訳/海洋工学研究所出版部)に、重油で汚染された約3万羽のケープペンギンを救護するために世界中から駆けつけた人々の物語が、多くのカラー写真とともに綴られています。- 外見
あごの下に入った黒いラインが1本、おなかにはゴマ状の斑点。くちばしが黒く、グレーの棒状の模様が入っています。同属のフンボルトペンギンやマゼランペンギンに似ていますが、あご下の黒いラインや、くちばしの付け根や目のまわりのピンク部分で見分けることができます。日本国内の動物園・水族館でも多数飼育されているので、見分け方を覚えると楽しさも倍増するかも!?
鳴き声だけ聴くと、まるでロバのようです。(写真:上野動物園のケープペンギン)- 巣作り
フンの堆積した地層(グアノ層)や土を掘って穴を作るほか、岩の下や民家の軒先を利用することも!(写真:巣穴の中でくつろぐケープペンギンの親子。上野動物園にて撮影)- 産卵
- 南半球の夏にあたる1月から始まる産卵は、10月頃までずっと続きます。
1回の産卵で卵を2つ産みます。抱卵期間は約40日間で、親鳥が交代で卵をあたためます。
ケープペンギンは、1回目の子育てが成功しても、同じ年に2回目の産卵を行うこともあります。 - 子育てから巣立ちまで
孵化後のヒナは、40日くらいは親鳥に守られます。
その後、クレイシを作ることもありますが、ほとんどは巣のそばにとどまります。
巣立ちまでは約12週令ほど。(写真:上野動物園のケープペンギン。右が成長、左は若鳥)- 天敵
- ミナミオオセグロカモメ(親鳥の目を盗み、ケープペンギンのヒナを捕食します)。
- 【コラム】日本のケープペンギンたち
- ケープペンギンが日本にやってきたのは1935年。ペンギンの中で3番目に来日した種になります。 阪神パークの「ペンギンの海」では、ケープペンギン約100羽を擁する、戦前の日本最大級の展示でした。繁殖もすぐに成功しており、ペンギンを集団で飼育することの重要性がわかる出来事です(写真:たくさんのケープペンギンに会える施設のひとつ、長崎ペンギン水族館にて。エサを待つケープペンギンたち)。











